雷句誠の今日このごろ。

漫画家 雷句誠のブログです。 週刊少年マガジンで「VECTOR BALL」連載中!! 過去の代表作「金色のガッシュ!!」「どうぶつの国」

2010年11月

東京都青少年の健全な育成に関する条例改正案

さて、東京都青少年の健全な育成に関する条例改正案についてです。

我々漫画家が影響を受けるのは主に下の項目です。

第七条 図書類の発行、販売又は貸付けを業とする者並びに映画等を主催する者及び興行場(興行場法(昭和二十三年法律 第百三十七号)第一条の興行場をいう。以下同じ。)を経営する者は、図書類又は映画等の内容が、次の各号のいずれかに該当すると認めるときは、相互に協力し、緊密な連絡の下に、当該図書類又は映画等を青少年に販 売し、頒布し、若しくは貸し付け、又は観覧させないように努めなければならない。

一 青少年に対し、性的感情を刺激し、残虐性を助長し、又は自殺若しくは犯罪を誘発し、青少年の健全な成長を阻害するおそれがあるもの

二 漫画、アニメーションその他の画像(実写を除く。)で、刑罰法規に触れる性交若しくは性交類似行為又は婚姻を禁止されている近親者間における性交若しくは性交類似行為を、不当に賛美し又は誇張するように、描写し又は表現することにより、青少年の性に関する健全な判断能力の形成を妨げ、青少年の健全な成長を阻害するおそれがあるもの                                           
で、今回私たちが反対しているのは「二」です。「一」は昭和39年からあり、その上で今の漫画が売られています。
この「二」は、前回出された時は「非実在青少年」という表現で出されてました。今回はその表現が無くなる代わりに「刑罰法規」という言葉が出て来ています。これに関しては昨日の夕方のニコニコ動画の記者会見で弁護士さんが説明してくれたとおりに「非実在青少年」より規制の対象が広がるのです。詳しくは以下のURLで中継が見れます。是非皆さん見てみてください。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv33227605

で、この中継を見れば我々が言いたい事は全部言ってくれています。そこで私が強く思っていた事はこの中継でも山さんという方が言っていますが、

「今ある条例で充分ではないか?」です。

この条例はこういった「二に該当する図書」を青少年に販売しないように努力してほしい。そんな事を言っています。別の棚を作ったり、子供が手に取れなくするようにする努力をしてもらうという事です。(だと思います。間違ってたらご免なさい。)
で、表現の自由については「売ってはいけない」だけだから表現の自由は侵していない。と、条例は言っています。でもニコニコ動画での弁護士さんは「表現というのは人に読んでもらって初めて「表現」となる。という様なことを言っています。私もそのとおりだと思います。

また成人指定等、出版側は自主規制の努力をしています。それでよいのではないのでしょうか?

「非実在青少年」の時も同じ事を書きましたが、「刑罰法規」による規制の対象が、範囲が広いだけに怖いです。自分の漫画がもし・・・もし判断する人によって不健全図書とされ、子供に買ってもらえなくなると思うと恐ろしいです。表現というのはその人その人によって感じ方が違い、こう言った条例の「文章」では特定が難しいです。逆に特定できない分、作り手側にも大きな不安が生まれます。表現に対する「萎縮」は、こう言った物です。

これは作り手側の正直な感想です。

この改正はいらないです。今のままで充分大丈夫だと思います。


余談になりますが、ちばてつや先生とは私、何度かお話をしてもらっています。その度に「自分は漫画で幸せにしてもらったから、これからの余生は漫画への恩返しのために生きたい」と、話されます。今回の記者会見を見ても、決して「自分の漫画はこの条例に当たらないから大丈夫」ではなく、漫画界全体の事を考えてお話しされてました。本当にありがとうございます。

まだちょっと、ネームが終わりませんが・・・

少し合間を縫って宣伝を・・・

昔私の所でアシスタントをしてくれていた栗元健太郎先生の初コミックスも発売中です。凄まじいバレーボールマンガです!!面白いですよ。


更にこの時期に発売されたご近所さんのとだ勝之先生の「ホームセンターてんこ5巻」最終巻です!!私も日曜大工が大好きなので楽しく読ませていただきました!!


そして今までに出ている自分のどうぶつの国のコミックスも貼付けておきます。


4巻の告知もそろそろしたい所ですが、もうちょい後に画像も含めてまた出したいと思います。

えーーー、そして、東京都青少年の健全な育成に関する条例ですが・・・もうちょいで時間ができますので、またその時に思う事を書きたいと思います。基本的に表現を法律で規制するのをやめてほしいだけですが、まだこの条例をしっかり読めていないので・・・

ではでは。またまた。

今日は久々に・・・

のんびりしました。

色々と慌ただしい日々を抜け、久々にユックリしました。近所の温泉施設に行き、日曜大工をし、JOJOフィギュアを壁に飾りました。
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Amazonテスト

ちょこっとテストです。気付いた人もいますが、このブログのサイドバーで「どうぶつの国」が買えるAmazonのリンクを付けました。この日記内でも付けれるかな?と思って試してみます。ちょくちょく編集されるかも知れませんが、お見逃しを・・・




ちなみに何故このAmazonのアフィリエイトをやろうと思ったかは、これによる紹介料が欲しい訳ではなく(いや、お金がもらえるのは嬉しいのですが、それが一番ではなく)一番は宣伝です。

本当はマンガは書店さんで買ってほしいです。書店さんはやはり大切な場所だから無くなってほしくないのです。ですから、ここで「どうぶつの国」を見つけたら書店さんで買ってほしいのが本音です。

ですが、最近は書店さんが減る一方で、マンガ雑誌は増え、もちろんコミックスも増え、一ヶ月に発売するマンガやコミックスの冊数が半端ではなくなって来ました。ええ、全てのマンガが書店さんの棚の中に入らなくなっているのです。平積みされるのも発売日から数日で変わります。とにかく今は、「こう言うマンガが発売されています。」と、どこかで目に触れるようにしないといけないと思い、始めます。


別冊少年マガジン12月号!!

デケデケデン!

別冊少年マガジン12月号、今日発売です!!
ええ、最近もの凄い勢いでコミックスが売れている
「進撃の巨人」が表紙です。
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しかし、私の「どうぶつの国」が巻頭カラーです!(こんな所で張り合ってどうする?!)あの3人目の人、「ジュウ」が「火」を持ち、とんでもない事をしでかします。
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「ジュウ」は、こんな不思議なギミックの武器も隠し持っています。
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この不思議な武器で、どうぶつ達と対等以上に戦います。人間なのに・・・・

そしてラスト、どうぶつ達がある気持ちをタロウザにぶつけます。是非、皆さん読んでください。

もの凄くたくさんのどうぶつ達が出て来ますが、小さいのや、メインのキャラ以外のどうぶつはほとんどアシスタントさんにやっていただきました。みんな、本当にありがとう!!

で、来月発売の別マガ1月号に「どうぶつの国」の応募者全員プレゼントの企画があるとの予告があります。これ、予算収まったのですね。皆さん楽しみにしていてください。

で、巻頭に諫山先生インタビューがあるのですが・・・・途中で見開きのカラーイラストがあります。それが必見です。きっとかなり笑えるのではないかと思います。あまりネタバレはせず、是非、そのイラストを別冊少年マガジンを手に取ってご覧下さい。きっとコミックスにもまだ収録予定は無いと思います。別マガ12月号でしか見れない貴重な絵です。この辺りの企画・・・班長さんの影が見え隠れするのは気のせいか?!この間の水着企画と同じ人が企んだとしか思えません。ああ・・・見える・・・あの人の笑顔が見える・・・・

私が個人的にヒットしたのは、メインの絵の後ろにタヌキの軍団がバックで居る所ですね。「こんなに居るのか?!」と思いました。

今回とても面白い展開を見せる漫画がほとんどで、相変わらず熱い漫画雑誌になっています。樹林伸先生原作の読み切りも載っています!そして、バニラスパイダーが遂に最終回を・・・・この先生の作品は独特の絵と世界観で大好きだったのですが・・・残念です。また是非次回作でお会いしたいです。

別冊少年マガジンは今日発売です!!
是非皆さん書店で購入して読んでください!
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ちなみにコメントの書き込みは出来ません。
いわゆる「荒らし」と言うものが発生すると自分の技術では対応できないのである。
ウフフフフ。    
VECTOR BALL
どうぶつの国
金色のガッシュ!!
ツイッターよ♡