こんばんは、雷句誠です。

さて、今回は、先日和解に至った(株)小学館に対する損害賠償訴訟関連の日記となります。

先日、小学館の法務部の方から弁護士の小野智彦先生の所に、

「裁判も和解が成立したので、ブログ上の陳述書の削除を是非お願いしたい。」

との連絡が来ました。

正直、迷う所があり、すぐの返事は出来ませんでしたが、いろいろと友人、先輩のアドバイスもあり、今日、陳述書を削除をする事といたしました。

今回の和解にて、「共同提言」が成立していたら、迷いも無く削除を受け入れたのですが、「共同提言」がなされなかった事で、裁判の結果はあくまで「雷句誠のマンガ原稿に対する和解」のみであります。
確かに、裁判自体が雷句誠自身のマンガ原稿に関してであり、それ以上を求めるのは無理があったにせよ、やはり、漫画家を仕事相手として、対等に扱うような事を書いた「共同提言」がなされなかったのは、悔しい所なのである。
しかも一部の編集者による、「週刊新潮」の記事や、ネット上での悪意をもった事件なども、起きているのである。

そのような事もあり迷っていましたが、諸先輩のご意見などで、「やり直そうとしている編集者がいたなら、やはり、仕事の障害となる文章は消して、新しく仕事に向かえる環境にしてあげるべきだ。」と言う感じの言葉があり、自分も同じ立場だったらそういう望みは切実だろう、と思い、削除する事にいたしました。

ですが、もし今日以降にて、小学館の一部の編集者が、かつての週刊新潮の文章や、悪意を持った自分へのインタビューを他誌を使って行うなど、故意に自分の名誉を毀損させる行動がみられましたら、やはり陳述書の方は再びこちらのブログに掲載する事にいたします。事によっては、我慢して提出しなかった被害届も出す事になります。どうか、そんな事にならないよう、お願いします。

後はこのブログをみている方達へのお願いとなります。自分のブログでの陳述書を他のページへ転載している方、陳述書の転載は著作権の侵害となります。陳述書の削除をお願いします。そして、転載などを見かけて、削除が出来る環境にありましたら、そこでの陳述書の削除の方を、お願いします。

どうぞ、よろしくお願いします。